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夏風邪対策と予防について

夏風邪の症状は、風邪の症状(のどの痛み、咳、発熱、頭痛、鼻水)と、下痢・腹痛などの胃腸系にくることがあります。夏かぜの症状の前兆として、のどの違和感、痛みがあり、そこから寒気・だるさ・発熱などが多いようです。冬にひく風邪に対し夏にひくものを夏風邪と呼んでいますが、200種類以上ある風邪の原因になるウイルスのうち、夏の暑さと湿気を好むウイルスが大暴れするのが夏風邪です。


夏風邪の症状が出る前に、しっかりと対策

子供がかかりやすい夏風邪

子供は抵抗力が弱いため、エアコンが効いた学校や図書館、プールなど、夏風邪の原因となるウイルスと触れやすい場所に行くことが多くなります。普通は症状が穏やかな夏風邪ですが、子供の場合は症状が急変することもあるので注意しましょう。

−プール熱−

正式名称は「咽頭結膜炎」といい、5歳以下の患者が6割を占める夏風邪です。高熱が1週間程度続き、さらに充血やのどの痛みなどを発症します。プールで感染することが多く、感染力が強いため、数日間は学校を休む必要があります。

−ヘルパンギーナ−

6月〜7月の梅雨時期に流行ることが多く、4歳以下の子供がかかりやすい夏風邪です。高熱、口内炎ができ、食事するのもつらくなります。1週間程度安静していれば症状が治まります。

−手足口病−

最初は微熱や食欲不振などといった症状がでて、2日程度たつと手足に赤い水疱が表われます。


夏風邪対策

クーラーなどで室内と室外の気温差・湿度差が大きいと自律神経(身体を調節する神経)が乱れ体温調節が出来なくなり免疫力が低下して風邪になりやすくなります。普通風邪は汗を出して治すといわれますが、夏風邪をひいた時は身体を温めて汗を出すのは脱水症状を起こすので決していいとは限りません。夏風邪の対策として水分補給は必須です。特にスポーツドリンクなど塩分を含むものが効果的です。

−家庭での対策−

・室内をクーラーで適温適湿にする。(冷えすぎに注意し26〜28度)

・お腹にはタオルケットをかける。(お腹の腸の動きを低下させないため)

・睡眠を十分にとる。(体力をつけ免疫力低下を防ぐ)


夏風邪予防

夏風邪の予防には、外出先から帰ってきたらすぐ手洗いとウガイや目薬をすることです。目薬はあまり知られてないと思いますが、夏風邪ウイルスは目から感染してくることもあります。種類はどんな目薬でもいいですが、あくまでも表面を潤して洗い流すことが目的です。寝室の湿気とダニをとることもいいようです。夏風邪ウイルスは湿気が高い環境で繁殖しやすいので湿気を取り除くことが大切です。特に睡眠中というのは人間の身体から200〜400ccも汗が出るので布団が湿って、夏風邪ウイルスを繁殖させる環境になってしまいます。そこで湿気防止には布団下に除湿シートを敷き、特に汗をかきやすい(頭から腰にかけての)ところの布団の下に敷きます。また、呼吸器系に影響を与えるダニも繁殖すると、夏風邪が長引いてしまいますのでダニ取りシートやダニ防止グッズで対処しましょう。


夏風邪の食事

夏風邪のひき始めにきく飲み物として、少量の赤ワイン(ショウガ汁を少し加えたショウガワイン)がおすすめです。赤ワインというのは、消炎作用があるポリフェノールがたくさん含まれ、アルコールも20cc〜30ccで、体温を2度ぐらい上昇させて免疫力を3倍活性化させます。またショウガにも炎症を抑える作用、体温を上げる作用があり、アルコールと組み合わせれば血液の流れもアップして結果的に抗ウイルス作用が期待できます。ショウガワイン(薬酒)の作り方は赤ワイン20mlにショウガ汁を3〜4滴入れます。日本酒やビールなどより風邪のひき始めには効果が高いようです。夏風邪を予防する食事では、キムチを摂ることが勧められています。キムチは発酵食品の王様で、夏風邪ウイルスが腸から感染するのを防ぎます。こうした発酵食品を食べて腸から予防しておくのがよいでしょう。キムチ以外では納豆やぬか漬け、ヨーグルトやチーズなどの発酵食品が勧められています。発酵食品は1日に2回以上、朝晩など間隔を空けて腸を守るように摂ります。


夏風邪治療

夏風邪の治療は、基本的に風邪のウイルスに対する薬というのはなく、できるだけ睡眠を取り体力や免疫力を高め、自然に治るのを待つというのが一般的です。あまりに四肢が痛いなど身体がきついときは解熱剤を使用します。喉や口の痛みを伴う時は、柔らく刺激のないものを中心に食べ、水分を補給するようにしましょう。また、喉や口の中が痛すぎて食事や水分が摂れないような時は、脱水状態にならないよう、医師の診察を受け、点滴などの対処をしてもらうのがいいでしょう。

風邪が目にきたときは、かゆくても目をこすらず流水で洗い、目やにがひどい場合は目薬を刺すなどで治癒につとめます。ウイルスは咳やくしゃみ、鼻水、目やに、便などを介し感染するので、2次感染を防ぐよう注意する必要があります。


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