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動脈硬化検査の頚動脈エコーについて

日本では生活習慣の欧米化と社会の高齢化の進展に伴い、動脈硬化の患者が増加しています。動脈硬化は、脳卒中の主要原因の1つです。脳卒中患者は増加の一途をたどり、2010年には300万人を超えました。脳卒中は死亡率が高い上に、たとえ命が助かっても要介護となる場合が少なくありません。

動脈硬化について

動脈硬化は、高血圧・脂質異常症・糖尿病の有無、さらには喫煙や過度の飲酒といった、さまざまな因子があります。生活習慣病の改善に加え、血圧管理・脂質管理・糖尿病管理などが生活習慣病および動脈硬化、ひいては脳卒中の対策として非常に重要になります。

頚動脈エコーによるIMT検査と血圧脈波検査

発症前の一次予防という観点で、生活習慣病に直結する動脈硬化の指標として、頚動脈エコーによるIMTの評価およびプラークの性状評価が有効となります。頚動脈エコー検査は、超音波で頚動脈を観察し、動脈壁の状態や血流の状態を判定できます。脳血管障害とのみ関連するのではなく、生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧など)に由来する動脈硬化性心血管病全体の診療にも役立てることができます。また、手足の血圧を同時に測定して分析し血管の弾力性や血管の詰まり具合を数字で表す血圧脈波検査があります。

HDL-C(善玉コレステロール)と動脈硬化

HDL-C低値は、冠動脈疾患をはじめとする動脈硬化性疾患の独立した危険因子です。HDLは血管壁の泡沫細胞に蓄積したコレステロールを引き抜く以外にも、抗酸化作用・抗炎症作用、内皮機能改善作用や血管拡張作用などの抗動脈硬化的な多面的機能を有しています。

HDL-Cを減少 HDL-Cを増加
高TG
インスリン抵抗性
メタボリックシンドローム
肥満
喫煙
少量のアルコール
運動
体重減少
禁煙


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