糖尿病内科では、1型糖尿病・2型糖尿病をはじめ、糖尿病予備群(境界型)や、甲状腺などの内分泌疾患を専門的に診療します。
糖尿病は初期には自覚症状がほとんどないことも多く、健康診断や人間ドックで血糖値やHbA1c(ヘモグロビンA1c)の異常を指摘されて初めて気づくケースも少なくありません。
「血糖値が高いと言われた」「HbA1cが基準値を超えている」「糖尿病予備群と言われた」といった場合もご相談ください。患者さま一人ひとりの状態や生活習慣を確認し、無理なく継続できる治療を一緒に考えていきます。
このような症状・検査結果はご相談ください
- 健康診断で血糖値が高いと指摘された
- HbA1cが高いと言われた
- 糖尿病または糖尿病予備群を指摘された
- 喉が異常に渇く
- 水分をとる量が増えた
- 尿の回数や量が増えた
- 食べているのに体重が減る
- 疲れやすい、だるさが続く
- 手足のしびれがある
- 傷が治りにくい
- ご家族に糖尿病の方がいる
- 甲状腺の腫れを指摘された
- 動悸や手の震えがある
- 急な体重の増減がある
糖尿病や甲状腺疾患は、自覚症状が乏しい場合もあります。健康診断などで異常を指摘された場合には、症状がなくても早めにご相談ください。
主な対応疾患
2型糖尿病
2型糖尿病は、インスリンの働きが低下したり、十分な量のインスリンを分泌できなくなったりすることで、血糖値が高い状態が続く病気です。
遺伝的な要因に加え、食生活や運動不足、肥満などの生活習慣が発症に関係します。
血糖値やHbA1cだけでなく、体重や血圧、脂質なども確認しながら、食事療法・運動療法・薬物療法を組み合わせて適切な血糖管理を行います。
1型糖尿病
1型糖尿病は、膵臓のインスリンを作る細胞が壊され、インスリンの分泌が著しく低下する病気です。
治療にはインスリン療法が必要となることが多く、血糖値を適切に管理しながら継続的な治療を行います。
糖尿病予備群(境界型)
健康診断などで血糖値やHbA1cが高めでも、糖尿病の診断基準には達していない状態を「糖尿病予備群」などと呼ぶことがあります。
この段階から食生活や運動習慣を見直し、適切な体重管理などに取り組むことが、糖尿病の発症予防につながります。
糖尿病の合併症について
血糖値が高い状態が長期間続くと、全身の血管や神経が障害され、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。
代表的なものに、糖尿病網膜症、糖尿病関連腎臓病、糖尿病神経障害があります。また、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳卒中などのリスクを高めることもあります。
糖尿病は血糖値だけを見るのではなく、血圧や脂質、腎機能なども含めて全身の状態を継続的に管理することが重要です。
甲状腺・内分泌疾患
バセドウ病
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に作られることで、動悸、手の震え、発汗、体重減少、疲れやすさなどの症状が現れる病気です。
血液検査などによって甲状腺機能を確認し、適切な診断・治療につなげます。
橋本病(慢性甲状腺炎)
橋本病は、甲状腺に慢性的な炎症が起こる病気です。甲状腺機能が低下すると、疲れやすさ、むくみ、寒がり、体重増加、便秘などの症状がみられることがあります。
症状や甲状腺機能を確認し、必要に応じて治療や定期的な経過観察を行います。
甲状腺腫瘍
健康診断やほかの検査などで甲状腺の腫れ・しこりを指摘された場合にもご相談ください。
状態を確認し、より詳しい検査や専門的な治療が必要と判断した場合には、適切な医療機関へご紹介します。
健康診断で血糖値・HbA1cの異常を指摘された方へ
健康診断や人間ドックで「血糖値が高い」「HbA1cが高い」と指摘されても、自覚症状がないため、そのままにしてしまう方も少なくありません。
糖尿病は自覚症状がない段階から適切な管理を始めることが重要です。
検査結果を確認したうえで必要な検査を行い、糖尿病なのか、糖尿病予備群なのかなどを評価し、状態に応じた治療や生活習慣の改善をご提案します。
糖尿病の治療について
糖尿病の治療では、食事療法・運動療法を基本とし、病状に応じて内服薬や注射薬、インスリン療法などを組み合わせます。
当院では、年齢や血糖値、合併症の有無だけでなく、仕事や食生活、運動習慣なども考慮し、一人ひとりの生活スタイルに合わせた継続しやすい治療計画をご提案します。
定期的に血糖値やHbA1cなどを確認しながら治療内容を調整し、良好な血糖管理と糖尿病合併症の予防を目指します。
東内科医院の診療方針
糖尿病は長期にわたって付き合っていくことの多い病気です。そのため、一時的に血糖値を下げるだけではなく、無理なく治療を継続し、合併症を予防していくことが重要です。
専門的な知識に基づき、食事・運動などの生活習慣から薬物療法まで総合的にサポートします。また、より専門的な検査や治療が必要な場合には、連携する基幹病院・大学病院などへご紹介いたします。